フィルターについての考察 その1
昨日アップした記事で
60Pに謎な物がついていましたが
じつはこれ簡単お手軽な外掛けフィルターです。
ここにきて濾過容量アップを狙った・・・
・・・訳ではなく、これを使ってあることをしようと思っています。
水草水槽をやっている方は外部フィルターを使用してる方が多いと思いますが、
(オーバフローを使用しているなんてすごい方もいらっしゃいますが)
皆さんご存知のように
基本、水槽のフィルターはどんな物を使用していても
ただフィルターの構造上の違いしかなく、結局やっていることは何も変わりません
で、フィルター内ではどんなことが行われているかというと
物理濾過:
主に大きなごみ(水草の切れ端とか)をウールマットやスポンジで
除去する文字通り“物理濾過”
生物濾過:
硝化バクテリアや脱窒バクテリアなど各種細菌の力を借りて有害なアンモニアや亜硝酸塩を
比較的無害な硝酸塩や窒素などに変換する
科学濾過:
活性炭による吸着や殺菌灯による紫外線などで
主に水槽水のにごりや黄ばみを除去する方法
の3つが行われています。
特に生物濾過がフィルター機能としては一番重要になってきます。
今、市販されているものには
・オーバーフロー式
・上部設置式
・外部フィルター
・外掛けフィルター
・底面濾過
・投げ込み式
(今回はそれぞれを詳しく説明しませんが・・・。)
の6つがあります。
どれも一長一短の価値があるのでどれが一番優れているというのは
いえませんが、
僕も使用している外部濾過方式は水の入り口から出口までほぼ密閉されているため
二酸化炭素を水槽内に添加している水草水槽では二酸化炭素を逃がさないという面で
比較的効率がいいのかなぁと思います。
しかし、外部式フィルターでは“密閉されている”という面が逆に最大の弱点にもなっています。
何が弱点なのかといいますと
ご存知の方も多いとは思いますが
生物濾過を行ってくれるバクテリアのうち硝化バクテリアと呼ばれる細菌は
好気菌と呼ばれ酸素を多量に要求してきます。
照明点灯中の水槽は多量の二酸化炭素が添加され
その分酸素量が少なくなっていることが想像できます。
(自分で測った事がないので具体的なデータはありませんが・・・。)
そして密閉されているということは
その水槽水を濾過するバクテリアにも酸素が不足がちだということが考えられます。
イコールで考えて外部式フィルターでは十分にバクテリアの活動を生かしきれていないんではないか?
という疑問も出てきます。
中には同じ疑問を訴えて外部フィルター内でエアレーションをかけるという
革新的なことをされている先輩方もいますが
一般的な水槽スキルでそこまでできるか?というと
なかなかそんな技術がある方はいないと思います。(僕も真似ができませんw!)
結論からすると、どんなに大掛かりな外部フィルターシステムを組んだとしても
(例えばEHIME2217を20個連結とかw)
きちんとバクテリアに酸素がいきわたっていなければ宝の持ち腐れになってしまう可能性がある。
ということです。
で、前置きがすごい長かったのですが
この逆転の発想で
小型で容量の小さい外掛けフィルターでも
バクテリアにしっかりと酸素がいきわたるようにすれば
小さい水槽ならバランスを取れるんじゃないか?
と考えたわけです。
続きは次回!
(注:上記に記載した内容はあくまで僕の考え方です。)
追記:外部フィルターの多連結がよくないと書いているようにも読めますが
外部フィルターの多連結していてもちゃんとバランスが取れている方もいますので
その辺は誤解しないでください!
60Pに謎な物がついていましたが
じつはこれ簡単お手軽な外掛けフィルターです。
ここにきて濾過容量アップを狙った・・・
・・・訳ではなく、これを使ってあることをしようと思っています。
水草水槽をやっている方は外部フィルターを使用してる方が多いと思いますが、
(オーバフローを使用しているなんてすごい方もいらっしゃいますが)
皆さんご存知のように
基本、水槽のフィルターはどんな物を使用していても
ただフィルターの構造上の違いしかなく、結局やっていることは何も変わりません
で、フィルター内ではどんなことが行われているかというと
物理濾過:
主に大きなごみ(水草の切れ端とか)をウールマットやスポンジで
除去する文字通り“物理濾過”
生物濾過:
硝化バクテリアや脱窒バクテリアなど各種細菌の力を借りて有害なアンモニアや亜硝酸塩を
比較的無害な硝酸塩や窒素などに変換する
科学濾過:
活性炭による吸着や殺菌灯による紫外線などで
主に水槽水のにごりや黄ばみを除去する方法
の3つが行われています。
特に生物濾過がフィルター機能としては一番重要になってきます。
今、市販されているものには
・オーバーフロー式
・上部設置式
・外部フィルター
・外掛けフィルター
・底面濾過
・投げ込み式
(今回はそれぞれを詳しく説明しませんが・・・。)
の6つがあります。
どれも一長一短の価値があるのでどれが一番優れているというのは
いえませんが、
僕も使用している外部濾過方式は水の入り口から出口までほぼ密閉されているため
二酸化炭素を水槽内に添加している水草水槽では二酸化炭素を逃がさないという面で
比較的効率がいいのかなぁと思います。
しかし、外部式フィルターでは“密閉されている”という面が逆に最大の弱点にもなっています。
何が弱点なのかといいますと
ご存知の方も多いとは思いますが
生物濾過を行ってくれるバクテリアのうち硝化バクテリアと呼ばれる細菌は
好気菌と呼ばれ酸素を多量に要求してきます。
照明点灯中の水槽は多量の二酸化炭素が添加され
その分酸素量が少なくなっていることが想像できます。
(自分で測った事がないので具体的なデータはありませんが・・・。)
そして密閉されているということは
その水槽水を濾過するバクテリアにも酸素が不足がちだということが考えられます。
イコールで考えて外部式フィルターでは十分にバクテリアの活動を生かしきれていないんではないか?
という疑問も出てきます。
中には同じ疑問を訴えて外部フィルター内でエアレーションをかけるという
革新的なことをされている先輩方もいますが
一般的な水槽スキルでそこまでできるか?というと
なかなかそんな技術がある方はいないと思います。(僕も真似ができませんw!)
結論からすると、どんなに大掛かりな外部フィルターシステムを組んだとしても
(例えばEHIME2217を20個連結とかw)
きちんとバクテリアに酸素がいきわたっていなければ宝の持ち腐れになってしまう可能性がある。
ということです。
で、前置きがすごい長かったのですが
この逆転の発想で
小型で容量の小さい外掛けフィルターでも
バクテリアにしっかりと酸素がいきわたるようにすれば
小さい水槽ならバランスを取れるんじゃないか?
と考えたわけです。
続きは次回!
(注:上記に記載した内容はあくまで僕の考え方です。)
追記:外部フィルターの多連結がよくないと書いているようにも読めますが
外部フィルターの多連結していてもちゃんとバランスが取れている方もいますので
その辺は誤解しないでください!
by drunk35
| 2009-03-06 09:27
| DIY