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AQUA B0X LiF3.01.1

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アクアに関する考察や日々のメンテナンス、その他諸々

フィルターについての考察 その2

昨日は小さなフィルターでも
バクテリアの力をフルに引き出せれば45Pクラスまでなら
維持できるのではないか?

と書きましたが。

それならば試してみよう!
と思い部屋の片隅でホコリをかぶっていたTetraのAX-50という
外掛けフィルターを引っ張ってきました。

まず、AX-50の紹介をしますと
コンパクトな本体設計でモーターは水中ポンプを使用していて静音設計!
バイオパックと呼ばれる専用のろ材を使い物理濾過だけではなく
活性炭も内部に封入しており、にごりやきばみも吸着除去!
濾過が立ち上がるとバイオパックにバクテリアが付着しすると生物濾過もおこなうわけです。
ちなみに日本で一番売れている外掛け式フィルターだそうですw。(Tetra調べ)

なんか、メーカーの宣伝文句みたいになってしまいましたがw
こんな感じです。

専用のバイオパックは3ヶ月ほどで効果がなくなるらしく
使用期間が過ぎたら新しいものと交換しなくてはならないのですが
それだとせっかく定着したバクテリアも一緒にゴミ箱へ捨てなくてはならない。

しかも、毎回毎回ろ材を交換していたらコストもかかってしまう。
ということなので

今回は市販のリングろ材を使用してバクテリアが定着できる表面積を増やし
さらにエアレーションもかけて十分に濾過槽全体に酸素がいきわたるようにしてみたいです。

ここでなぜ濾過槽内でエアレーションするかというのを説明すると
基本的に水の中に酸素を溶け込ませるという考えではなく
水の中の二酸化炭素を抜くと作業を行うためです。

二酸化炭素は水に簡単溶かすことが可能ですが
そのかわり水の中ではかなり不安定な状態で存在してます。
振動を与えるとすぐに空気中に放出してしまいます。
(炭酸のジュースを振ると抜けてしまうのを創造していただけるとわかりやすいと思います。)
フィルターについての考察 その2_e0170698_1261971.jpg

水の中の二酸化炭素はどこから抜けるのか?
それはもちろん水面からなのですが、
エアレーションを行うことによって水中にたくさんの気泡を作り出し
振動を与えると同時に水面の表面積を増やし(気泡の表面も水面と同じ)て
水槽水のガス交換をより活発にさせます。


で話は戻して
AX-50のろ材を入れるスペースの容量は約1l、見た目以上に入るようです。

この中にびっちりろ材を入れるのも手なんですが
そうするとこのフィルターの構造上止水域ができて
ろ材すべてに水がいきわたらなくなってしまいそうです。

なので、ちょこっとDIYをしてみました。

まず、アクリル板の切れ端が手元にあったので
適当にきって下写真のようにここに貼り付けます。
フィルターについての考察 その2_e0170698_1255552.jpg

(透明な板なのでわかりづらいですが、指先の隙間以外を全部ふさぎます。)

スポンジフィルターの中にエアストーンを差込み、
フィルターについての考察 その2_e0170698_1272640.jpg

それを濾過槽の一番下に設置します。
(スポンジフィルターを入れた理由は大きなごみをここで物理濾過をする為です。特に効果はないかも・・・。)

そしてその上にリングろ材を敷き詰めていきます。
フィルターについての考察 その2_e0170698_129308.jpg

(リングろ材の量は適当ですw)

これで完成です。

続きは次回!
by drunk35 | 2009-03-07 12:10 | DIY

by drunk35